日本財団 図書館


 

表3改訂された震度解説表(抜粋)

107-1.gif

これは、一般に地理情報システム(GIS)と総称されることが多いが、国土庁や、通産省、郵政省でもこうしたシステムの開発に着手するようになった。被害予測の正確さは事前にインプットする情報の質に依存しているし、また大地震後このシステムがいっでも正常に稼働するかどうか保証のかぎりでもないが、もし建物被害や火災ばかりでなく、道路・港湾・病院の状況や初動態勢の確立に必要な人員や機材の適性配置までが即座に表示されるようになれば、災害対策にきわめて有効な役割を果たすと期待されるのである。

 

 

 

前ページ   目次へ   次ページ

 






日本財団図書館は、日本財団が運営しています。

  • 日本財団 THE NIPPON FOUNDATION